年を締め括るお笑いの祭典といえば、『M-1グランプリ』ですよね!
毎年、どのコンビがグランプリになるか楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
決勝戦のネタも楽しみではありますが、審査員のコメントにも注目が集まっています。
そこでこの記事では、
●M-1グランプリ審査員の歴代まとめ!
●M-1グランプリの審査員が“おかしい”と批判される理由はなぜ?
と題してまとめていきます。

すぐに読める目次
M-1グランプリ審査員の歴代まとめ!【画像】

画像引用:Twitter
M-1グランプリは2001年から始まった漫才日本一を決める大会です。
2010年に一度終了しましたが、2015年に復活して毎年12月に開催されています。
2020年は第16回の大会になります。
歴代の審査員は誰がつとめたのでしょうか?まとめていきます!
第1回 2001年

画像引用:Twitter
記念すべき第1回目の審査員は7人がつとめました。
- 島田紳助さん
- 松本人志さん
- 鴻上尚史さん(演出家)
- ラサール石井さん
- 春風亭小朝さん
- 青島幸男さん(政治家)
- 西川きよしさん
69歳5ヶ月で審査員をつとめた青島幸男さんは、歴代最年長審査員となりました。
第2回 2002年

第2回は4人が入れ替わり合計7人の審査員でした。
- 島田紳助さん
- 松本人志さん
- ラサール石井さん
- 大竹まことさん
- 島田洋七さん
- 中田カウスさん
- 立川談志さん
立川談志さんが審査員をつとめた貴重な大会になりました。
第3回 2003年

第3回は1人が入れ替わり、合計7人の審査員でした。
- 島田紳助さん
- 松本人志さん
- 南原清隆さん
- 島田洋七さん
- ラサール石井さん
- 大竹まことさん
- 中田カウスさん
松本人志さんと南原清隆さんが共演が貴重だとお笑いファンをわかせました。
第4回 2004年

第4回は2人が入れ替わり、合計7人の審査員でした。
- 西川きよしさん
- 南原清隆さん
- 大竹まことさん
- 島田洋七さん
- 春風亭小朝さん
- ラサール石井さん
- 中田カウスさん
島田紳助さんは謹慎中のため審査員を辞退。
松本人志さんは裏番組に相方の浜田さんがMCをする「ジャンクSPORTS」の特番放送があったため審査を辞退することになりました。
第5回 2005年

第5回は島田紳助さんと松本人志が復活し、合計7人の審査員でした。
- 島田紳助さん
- 松本人志さん
- 渡辺正行さん
- 大竹まことさん
- 島田洋七さん
- ラサール石井さん
- 中田カウスさん
リーダーこと渡辺正行さんが初めて審査員をつとめました。
第6回 2006年

第6回は1人入れ替わり、合計7人の審査員でした。
- 島田紳助さん
- 松本人志さん
- 南原清隆さん
- 渡辺正行さん
- 島田洋七さん
- 大竹まことさん
- 中田カウスさん
島田洋七さんが第5回大会をもって審査員を卒業という形になりました。
第7回 2007年

第7回は3人入れ替わり、合計7人の審査員でした。
- 島田紳助さん
- 松本人志さん
- 上沼恵美子さん
- ラサール石井さん
- オール巨人さん
- 大竹まことさん
- 中田カウスさん
初めての女性審査員、上沼恵美子さんが初登場しました。
第8回 2008年

第8回は1人入れ替わり、合計7人の審査員でした。
- 島田紳助さん
- 松本人志さん
- 上沼恵美子さん
- 渡辺正行さん
- オール巨人さん
- 大竹まことさん
- 中田カウスさん
渡辺正行さんが審査員として再度参加されました。
第9回 2009年

第9回は1人入れ替わり、合計7人の審査員でした。
- 島田紳助さん
- 松本人志さん
- 上沼恵美子さん
- 東国原英夫さん
- オール巨人さん
- 渡辺正行さん
- 中田カウスさん
東国原英夫さんは宮城県知事現職中に審査員をつとめました。
第10回 2010年

第10回は3人入れ替わり、合計7人の審査員でした。
- 島田紳助さん
- 松本人志さん
- 南原清隆さん
- 大竹一樹さん
- 渡辺正行さん
- 宮迫博之さん
- 中田カウスさん
大竹一樹さんや宮迫博之さんといった今までの審査員よりも若い世代が登場しました。
2010年の第10回大会をもってM-1グランプリは一旦終了となりました。
第11回 2015年

第10回から5年後に開催した第11回大会はの審査員は、M-1グランプリ歴代優勝者がつとめ合計9人の審査員でした。
- 礼二さん(中川家)
- 増田英彦さん(ますだおかだ)
- 岩尾望さん(フットボールアワー)
- 吉田敬さん(ブラックマヨネーズ)
- 徳井義実さん(チュートリアル)
- 富澤たけしさん(サンドウィッチマン)
- 石田明さん(NONSTYLE)
- 佐藤哲夫さん(パンクブーブー)
- 哲夫さん(笑い飯)
今まで審査員を務めていた、島田紳助さんは芸能界を引退、松本人志さんは不参加でした。
第12回 2016年
第12回は第10回以前のような審査員に戻り、合計5人で行われました。
- 上沼恵美子さん
- 松本人志さん
- 博多大吉さん
- 礼二さん(中川家)
- オール巨人さん
松本人志さん復活です!
第13回 2017年

第13回は2人増えて審査員が7人体制に戻りました。
- オール巨人さん
- 上沼恵美子さん
- 春風亭小朝さん
- 礼二さん(中川家)
- 博多大吉さん
- 松本人志さん
- 渡辺正行さん
今までに審査員をつとめていた実力者で構成されました。
第14回 2018年

画像引用:Twitter
第14回は3人入れ替わり、合計7人の審査員で行われました。
- オール巨人さん
- 上沼恵美子さん
- 礼二さん(中川家)
- 松本人志さん
- 立川志らくさん
- 富澤たけしさん(サンドウィッチマン)
- 塙宣之さん(ナイツ)
M-1グランプリの歴代優勝者ではなく、さらに漫才協会から初めてナイツの塙宣之さんが審査員に選ばれました。
第15回 2019年

画像引用:Twitter
第15回大会の審査員は前回の第14回と同じ顔ぶれです。
- オール巨人さん
- 上沼恵美子さん
- 礼二さん(中川家)
- 松本人志さん
- 立川志らくさん
- 富澤たけしさん(サンドウィッチマン)
- 塙宣之さん(ナイツ)
第16回 2020年
第14回大会から審査員は変わっていません。
- オール巨人さん
- 上沼恵美子さん
- 礼二さん(中川家)
- 松本人志さん
- 立川志らくさん
- 富澤たけしさん(サンドウィッチマン)
- 塙宣之さん(ナイツ)
M-1グランプリ審査員の選出方法は?

画像引用:Twitter
M-1グランプリの審査員はどのように選出されているのでしょうか。
第1回から第10回まで
第10回までの審査員人選の基準は、
「この人になら芸を評価されても異存はない人物」
と出場者に思われることが条件になっています。
漫才だけではなく、コントや落語をメインに活躍した人物が選出されている理由はこの条件からです。
第11回目以降
第11回目以降の審査員人選の基準は
「基本的に漫才で活躍した人物」
になっています。
そのため第11回大会では歴代M-1王者が審査員をつとめました。
また第12回以降も中川家礼二さんの他、松本人志さんオール巨人さん上沼恵美子さん博多大吉さんといった、漫才で活躍した人物が選ばれています。
審査員を辞退した人

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漫才日本一を決める大会だけに、出場者だけでなく審査員のプレッシャーもすごいようで、審査員を辞退した人もいます。
有名な方だと、
- 上田晋也さん
- 名倉潤さん
- 明石家さんまさん
が審査員を辞退しました。
ですが明石家さんまさんが審査員を辞退した理由は、
「俺がつけたら全員0点や」
さすが明石家さんまさんらしいなと思ってしまいました。
M-1グランプリの審査員が“おかしい”と批判される理由はなぜ?

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M-1グランプリに欠かせない審査員ですが、ネット上では“おかしい”と批判の声が聞こえてきます。
M―1グランプリ。
審査員がおかしい。
今の漫才解るのか?。
笑いのツボや、若者文化がズレてて、正当な審査できるのか?。
— ジラール=ペルゴ (@moonvoyager2010) December 3, 2017
“おかしい”と批判される理由はなぜなのでしょう?
好き嫌いで点数をつけている?
2018年のM-1グランプリで審査員の上沼恵美子さんの点数の付け方が、”好き嫌い“でつけているのではとネット上で炎上しました。
M-1
上沼恵美子
ミキが好きだから点数上げるって
審査員としてあり得ない…
審査員失格だと思う。— choco♡cafe (@hirorichocolate) December 2, 2018
たしかに、上沼恵美子さんのコメントには「好き」「嫌い」「ファン」などといったような、個人的な意見と捉えられるようなものが多かったです。
そのため決勝終了後の深夜に生配信されたSNSライブで、とろサーモン久保田さん、スーパーマラドーナ武智さんが上沼恵美子さんを強く批判する事態になりました。
M-1にかけている芸人さんからすれば、個人の好き嫌いで点数をつけられるなんてたまったもんじゃないでしょう。
ですが、上沼恵美子さんの「好き」「嫌い」は「漫才が面白かった、よかった」と同じ意味であって、決っして個人的な意見ではないでしょう。
上沼恵美子の「私は好き」「ごめん嫌いやわ」ってのは、おばちゃん視聴者目線で語る芸風だからね。ノリでやってるわけがない。そもそも明確な基準のないお笑いの審査はその人の主観でやるものだからなあ。M1は出る方も審査する方もすごい。
— 徳尾浩司 (@tokuo) December 4, 2018
視聴者とのズレ
M-1グランプリの審査員が批判される理由は、
視聴者との意見の違い=ズレ
が1番大きいのではないでしょうか。
生放送で行われるM-1グランプリは多くの視聴者が観ていて、個人個人が優勝するコンビを予想します。
「私はAの漫才が1番面白かった!」
「Bの優勝間違いなしでしょ!」
などといった意見がSNS上を賑わせています。
それこそ個人の意見が強いですので、予想が外れた時に、
『審査員がおかしい』
という批判になってしまいます。
お笑いの好みは十人十色といわれるくらい人それぞれ違います。
またM-1グランプリの点数の付け方に明確な基準はないですし、
『面白い=点数が高い』
というわけではなく、一般人にはわからないような技量なども審査の対象になっているはずです。
優勝を予想するのもいいですが審査は審査員に任せて、視聴者は漫才を楽しむことがいいのではないでしょうか。
*M-1 ❹
審査員の審美眼がおかしいわけではないと思う。
審査員はお笑いに特化したプロフェッショナルなんだと思うし、選ばれたコンビは秀逸なんだと思う。ただ観客と審査員の評価の間に大きなズレが生じてるだけ。
— ✦ฺ碧✦ฺ (@n0_data) November 10, 2016
M-1グランプリ審査員歴代まとめ!おかしいと批判の理由がヤバい!【まとめ】

画像引用:https://sc.m-1gp.com/?utm_source=m-1gp
M-1グランプリ審査員歴代まとめと審査員が“おかしい”と批判される理由についてまとめてみました。
今年のM-1グランプリは誰が優勝するのか今から楽しみですね。
漫才も楽しみですが、審査員のコメントも楽しみです。
M-1グランプリを観ながら腹の底からいっぱい笑いましょう!
