住宅

夏は暑い、冬は寒い部屋から快適な部屋へ!【窓】オススメ断熱対策

「今住んでいる家に不満はありますか?」

と質問すると大半の人は、「はい」と答えるでしょう。

間取りが暮らしに合わない、キッチンが狭い、収納スペースが少ないetc

戸建て住宅、分譲マンション、アパートなど、どこに暮らしていても不満に思うことはあると思います。

私は住宅建材を扱う仕事をしていますが、よく聞く不満は「夏は暑い、冬は寒い」

年中断熱工事を物件がありますが、特に冬場になるとヒートショック現象の不安もあり断熱工事は増えています。

そこで私がオススメする断熱対策をご紹介します!

家の不満ランキング1位は〇〇!

株式会社新建新聞社が過去3年以内に新築住宅を購入した人、11,000人を対象に「住宅取得に関するアンケート2012」の中の「不満・不備・不安ランキング」でを行った結果、

3位は、室内温度と外気温の温度差によっておきる「結露」

2位は、「寒い」

1位は、「暑い」

という結果になりました。他にもランキング入りしているものは「暖房が効きにくい」「冷房が効きにくい」「温度差」といったように室内温度に関する不満が多くあります。

住まいの家を決めるとき、間取りや水回り、内装といった見た目に重視してしまいがちで、なかなか気にするとこがない断熱性ですが、快適に暮らしていく上ではとても重要になってきます。

どうすれば快適に暮らしていけるでしょうか。

不満解消!快適な部屋へのカギは?

夏に部屋が暑くなったり、冬に部屋が寒くなったりするのは、部屋から熱が出入りしているから。

私の家は床も壁も天井も断熱材が入っているから大丈夫!

もちろん断熱材があるところからも熱の出入りはありますが、断熱材によって軽減されています。

壁や床、天井よりも熱の出入りが1番激しいところは「窓」なります。

日本に広く普及している複合ガラスのアルミサッシ(窓)がどれくらい熱の流出するか、サッシメーカーのYKKAP株式会社が調べたところ

夏の暑さが窓から入ってくる割合は74%

冬の室内の暖かさが窓から外に逃げていく割合が52%

という結果になりました。床や壁、天井などは夏冬どちらも20%いかない割合なので、いかに窓から熱の出入りが激しいかわかります。

熱の伝えやすさを表す熱貫流率で、一般的に壁に使う断熱材16K100㎜グラスウールと複合ガラスのアルミサッシを調べると、

  熱貫流率(W/m2・K)
16K100㎜グラスウール断熱材 0.45
複合ガラスのアルミサッシ 4.07

複合ガラスのアルミサッシの方がグラスウール断熱材より約9倍も熱を伝えやすい=熱を逃しやすいことがわかります。

夏の暑さや冬の寒さに不満が無くなる快適は部屋にするには、「窓」が重要であることがわかりました。

快適な部屋へ!オススメ【窓】断熱対策

プロに頼むものからDIYできるものまで、ご紹介します。

【ガラス交換】

今ついている窓のガラスのみを交換する方法です。

単板ガラスの窓でも、専用のアタッチメント付きガラスを使用すれば複合ガラスに交換することができ、複合ガラスの窓でも、真空ガラスという断熱性能の高いガラスに交換すれば、さらに快適に生活することができます。

ただ、アルミサッシの単板ガラスを高性能ガラスに交換すると、窓のアルミ部分に結露が起こりやすくなります。

また複合ガラスにすることでガラスの厚みが増すので網戸と干渉することもあります。

ガラスの採寸や溝幅の確認、網戸の干渉といった事前確認はもちろん、ガラスを交換するときはサッシを取り外し組み替えをするので、プロに頼むことをオススメします。

【窓の取替え】

窓全体を交換する方法です。

一般的に窓を交換する施工の方法は、壁を壊す必要がありとても大掛かりなリフォームになっていましたが、最近では各メーカーがカバー工法による窓交換を可能にしました。

既存のサッシ枠に新しい窓を取り付けるため、窓の大きさは小さくなり、窓枠が大きくなりますが新しい窓に交換することができます。

断熱性能の高い「樹脂サッシ」も取り付けることも可能です!

施工がしやすくなった分、採寸や取付けは技術が必要になりますので、プロに頼むことをオススメします。

【内窓(インナーサッシ)】

既存窓の内側にもう一つ窓を付ける方法です。二重窓ともいいます。

窓の断熱対策として、私が一番販売しているものです。

内窓のガラスの性能だけでなく、既存窓と内窓の間に空気の層ができるので高い断熱性が期待できます。また空気の層には防音効果も期待できます。

費用もそれほど高くなく、施工時間は1窓1時間ほどなので日常生活に支障がでないリフォームです。

DIYが得意な人は自分で取り付けることも可能です。ですが窓枠が歪んでいたり、クレセントが長いようなときは、採寸も合わせてプロにお願いましょう。

「部屋が寒い!」と悩んでいたお施主様に内窓を提案し取付けたところ、

  • ヒーターをいつもより付けていないのに、部屋が暖かい。
  • 部屋が暖かくなればと思って取付けたが、予想以上に結露がなくなったので嬉しい。

といったような内窓を取付けたことにより快適になったと喜んでいただきました!

【ハニカム・サーモスクリーン(セイキ販売)】

ハニカム=蜂の巣構造のブラインドを付ける方法です。

蜂の巣構造のスクリーンが熱が伝わりにくい空気の層を二重作ることで断熱性能が得られます。

ブラインドとしての機能もあり、色が10色もあるのでインテリアも楽しめます。

カビに強く、防腐性に優れているので、結露が多い窓にはカーテンとしても使用することもオススメです。

採寸や取付けもブラインドと変わらないのでDIYも可能です。

夏は暑い、冬は寒い部屋から快適な部屋へ!【窓】オススメ断熱対策 まとめ

快適な部屋にするための【窓】オススメ対策をまとめてみました。

出入りや、換気、空気の取り込みなど普段の生活で窓を使いますが、「断熱」として窓をみるとこは少ないのではないでしょうか。

生活に身近な窓こそ、室内の温度変化に一番需要な役割があります。

是非、窓の断熱化を考えてみてください。

ヒートショック現象の予防にもなります!